本で希望を届ける!オークカフェにて「にじいろ基金」の寄贈イベントが開催【レポ】


みなさん、こんにちはこんばんはおはようございます!
Midzuki Fukudaです。

読書の秋、みなさんはよく本を読みますか?
私は、本を読むことは大事だと思っていても、結局全部読みきれずに放置してしまうタイプです。笑


さて、以前こちらの記事でご紹介しましたOak Café(オークカフェ)にて、柏台学童保育クラブの子どもたちに向けて「にじいろ基金」による、本の寄贈イベントが9月19日に行われました。子どもたちが選んだ本をにじいろ基金より寄贈するというイベントです。ゲストによる本の朗読なども行われます。

そしてなんとこのイベントには、地域おこし協力隊であり、このはちまんたい通信の編集者でもある、松本侑子隊員が朗読劇のゲストとして出演!

松本隊員の勇姿を含めて、その一部始終をお届けいたします!

にじいろ基金とは?

オープニングの挨拶をする一般社団法人生きがいづくり研究所の折笠 無我(むが)代表理事

にじいろ基金とは、「世間では人知れず輝いている方、悩んでいる方に光を当てて希望を届けたい。」という思いで、ことのはグループの松嶋大代表や折笠無我代表理事らが設立した基金。2019年4月に設立されました。
地域で輝いている方を招いて勉強会を開き、その収益を基金として困っている方々に寄付しています。

今回のイベントも、にじいろ基金の寄付活動の一環。盛岡市にある「さわや書店」さん協賛のもと開催されました。

イベントオープニングは折笠さんが挨拶を務めます。

朗読劇に松本隊員がゲスト出演!

 自己紹介をする松本侑子隊員

オープニングが終わると、次はいよいよ朗読の時間。
このはちまんたい通信の主を担う敏腕の協力隊ライター、松本隊員の登場です😁

松本隊員はプライベートでも、図書館での朗読劇イベントに朗読者として積極的に参加したり、読書が趣味だったりと本に造詣が深く、今回もその甲斐あってゲストに。

朗読しているのは、絵本「しにがみさん」

松本隊員が朗読に選んだのは「しにがみさん」と「マクドナルドさんのやさいアパート」という二冊の絵本です。

二冊の中でも「しにがみさん」は落語の演目「死神」を題材とした、少し不気味だけどなんだか笑ってしまうようなお話。松本隊員持ち前の聞き取りやすい発音と、物語に合わせた抑揚の付け方が光ります。

子どもたちも、その演技と物語に惹きつけられてお話に夢中。
私も落語の演目としてはよく知っていたので、写真を撮影しながら私までワクワクして聞いておりました。笑

手に取って、選んで。



子どもたちが座っていた席の後ろにある、テーブルに並べられたたくさんの本。
たっぷりと松本隊員の朗読の時間を楽しんだあとは、本の贈呈式です。この中から、子どもたち自ら選んでもらった本を寄贈します。


みなさんゾロゾロと一斉にテーブルを囲み、気になった本を思い思いに手に取っている様子。たくさんあって、どれも面白そうですね!


一心に一冊の本を読んでいる子もおりました😊
「ヤワな大人にならない!生き方ルールブック」……。チョイスが渋くて良いですね…!
大事だ!!笑


無事選定が済むと、それぞれ代表の子が選んだ本を発表。まさに個性といった感じで、どういう部分に興味を持ってその本を選んだのか、みなさんはっきりと違うのが印象的でした。

柏台学童保育クラブに本が贈られる


そして正式に、折笠さんからひとりひとり手渡して贈呈。これで学童クラブでも選んだ本が読めますね。6名1冊ずつ、全部で6冊の本が学童クラブに贈られました。

お返しは感謝を込めたお礼の言葉で

おまけでオークカフェおなじみの駄菓子をプレゼント

本を通して希望を届ける

イベント終了後、折笠さんに本の寄付活動について、少し深くお伺いすることが出来ました。

にじいろ基金の趣意書には、輝いている方の輝きを少し「おすそ分け」してもらい、それを希望として届けるのがこの基金の願いとありました。

ではどうしてその願いを叶えるのが本の寄贈なのか。

その答えとして「本はその本の数だけ、様々な物語や経験、輝きが詰まっていて、それは希望として届けられる」と折笠さんは語ります。

人知れず悩んでいるような方々にも光を当てて希望を届ける───。まさに本は、そのような一人で悩んでいる方々をはじめ、多くの方々に輝きをおすそ分けして、希望を届けるためにピッタリのツールかもしれません。

このイベント開催で、子どもたちに本を通してひとつでも多くの希望が届けられていたらいいですね。