【インタビュー】平舘高校から誕生!八幡平市の魅力を詰め込んだ公式キャラクター「ベルフラワー」制作秘話


 平舘高校の授業で行われている「総合的な探究の時間」。令和7年度の2年生の学年テーマは「観光大使になろう」でした。
 この授業でうまれた「ベルフラワー」の制作秘話を、移住コーディネーター 有泉が取材しました。
        平舘高校魅力化TEAM Instagram より引用 

市の花「りんどう」から名付けられた、八幡平の新星「ベルフラワー」 

 ベルフラワーの名前の由来は、八幡平市の花である「りんどう」の英名。市の特産品や観光資源を詰め込んだキャラクターです。

 今回は、生みの親である小笠原 遥隆(おがさわら ようた)さんと、マネジメントを担う鈴木 遥斗(すずき はると)さんの2人にお話を伺いました。

クリエイティブ担当の小笠原さん(左)と、マネジメント担当の鈴木さん(右)

ーー自分の得意を「カタチ」に

有泉:「ベルフラワー」はどのようなきっかけで生まれたのでしょうか?

小笠原:実は、最初からキャラクターを作ろうと思っていたわけでは無く、最初は「保護猫カフェ」での地域おこしを考えたり、もっと自分の得意な「絵を描くこと」を活かそうと、かるたの作成も目指したりしました。しかし、メンバーの入れ替わりがあったりして、形にするのがなかなか難しかったです。
そこで、一人で「絵を描くこと」を生かせるように、市内の魅力をたくさん詰め込んだキャラクターを作ってみようと思ったのがきっかけでした。

ーークリエイティブとマネジメント、新体制で出発

有泉: 途中から2人体制になったと伺いました。

小笠原: 僕は正直、外に交渉に行たりするのは苦手な性格です…

鈴木: 僕はもともと全体をサポートする「総合企画班」にいたので、各班の動きは把握していました。小笠原くんが描くキャラクターのクオリティが凄かったので、「これはもっと広めるべきだ」と思い、マネジメント担当として加入することに決めました。

小笠原: 家政科での販売実習の経験もありましたし、鈴木くんはプライベートでも物作りをして売る経験があったので、すぐにやりたいことの方向性を理解してくれました。「作る人」と「広める人」として作業ができるようになりました。

ーーデザインに込めた「八幡平の全部盛り」

有泉 : ベルフラワーのデザインでこだわった点はどこですか?

小笠原: 「市の魅力をどこに配置するか」という点です。特産品をただ並べるのではなく、一つのキャラクターの中にどう自然に組み込むかを考え抜きました。配色や配置場所も含め、ほぼ自分一人で作り上げました。

 市内でのイベントに授業の一環で出店したときに親戚からもらった「目はちゃんと開いていたほうがいい」というアドバイスも取り入れたりしています。

有泉: 自分の作ったキャラクターが市内で広がっている現状をどう感じていますか?

小笠原: 嬉しい反面、正直「恐ろしい」という気持ちもあります。最初は「授業の一環でやればいいかな」くらいに思っていたものが、こんなに多くの方に使っていただけるようになるとは想像していなかったので。

ーー卒業後、そして八幡平の未来へ

有泉: 今後の展望を教えてください。

鈴木: 最近ではアクリルスタンドやステッカーなどのグッズもでき始めていて、他の班の活動よりも認知度が上がってきている手応えがあります。今後は、新しくできる交流施設「8テラス」などでも活用してもらえるよう、卒業後の権利関係もしっかりクリアして、キャラクターが「一人歩き」して広まっていくのが理想です。

小笠原: 「八幡平市を知ってもらうきっかけになれば」と思って始まったプロジェクトですが、ゆくゆくは市を代表するようなキャラクターに育ってくれたら嬉しいです。


実践発表会での2人

 取材に伺った日は、市長をはじめ多くの方々が訪れる「実践報告会」の直前でした。リハーサルでは、緊張した面持ちで練習を繰り返す2人の姿がありました。

実践報告会を控え、リハーサルに励む2人。緊張感の中に熱意が光ります。

 今回の取材では、「ベルフラワー」という名前に込められた彼らの地域への想いを知り、また二人なりに試行錯誤している姿を間近で垣間見ることができました。

 その熱意に触れ、「ベルフラワー」はきっとこれからもっと広がっていくだろうと確信しています。

 今後、市内のあちこちで見かける機会も増えてくると思いますが、「ベルフラワー」をこれからどうぞよろしくお願いいたします!


 また、このキャラクターを使用したい場合は、平舘高校へ直接お問い合わせください。

 お問い合わせはこちらから〈外部リンクを開きます〉

(移住コーディネーターA)