明治百年記念公園・小水力発電所が運転を再開しました!
八幡平市 松尾寄木にある「明治百年記念公園」。ここには小水力発電所があります。
積雪や凍結による故障を防ぐために冬の間は稼働を停止しており、4月8日、今年も運転を再開する日を迎えました。
今回は稼働再開と、それに向けたメンテナンスの様子を取材してきました。
後藤橋から水力発電の水路へ引き込む分岐点。冬の間はブルーシートに包まれています。
ひとつひとつの手作業が、エネルギーを守る
まず行われたのは、冬の間に水が止まっていた水路の清掃です。
溜まった落ち葉や泥を丁寧に取り除き、スムーズに流れる道を作ります。
落ち葉や枝など、たくさん溜まっていました。
続いて、心臓部である発電機のメンテナンスです。 水車と発電モーターをつなぐベルトの交換や、滑らかな回転を維持するためのグリスアップなど、滞りなく点検が進められていきます。
こちらのメンテナンスも欠かさず行います。
動き始めた水車
点検が完了し、いよいよ試運転。
水門が開かれ水が流れ込むと、大きな水車がゆっくりと、しかし力強く回り始めました。
半年ぶりに動き出す様子
冬の静寂を破り、公園に再び「水の音」と「活気」が戻ってきました。
地域の明かりを灯す、頼もしい仲間たち
作業にあたった、有限会社山田電気と北岩手菱農株式会社のみなさま
メンテナンス作業を請け負っている 有限会社 山田電気の担当者の方は、
「最近では、見学に訪れるご家族連れも増えてきた印象です。積雪の多いこの地での整備は大変ですが、そのように興味を持って見に来ていただけることはとても嬉しいと思います。ドイツ・ハイドロワット社製のこの珍しい水車は、日本ではここ八幡平と、富山、山梨の3か所でしか見ることができません。駐車場もありますので、ぜひ多くの方に見に来てほしいと思います。」と話してくれました。
今回間近で見た作業はどれも細かく、根気の要るものばかりでした。 しかし、こうした一つひとつの工程を一切妥協せずに積み重ねることこそが、大きな水車を回し続けるために不可欠なのだと肌で実感しました。
■ 明治記念公園 小水力発電所 場所:岩手県八幡平市松尾寄木(明治記念公園内)
上記の動画のように、水路を上から観察することはできませんが、柵の外からでも間近に水車を見学することができます。
また、この水車の他に、上流と下流にそれぞれ一機ずつ松川小水力発電所があります。そちらも併せてご見学されてみてはいかがでしょうか?
※取材のために特別に水車の近くまで入らせていただいています。
柵がありますので、柵を越えてのご見学は危険です!柵の外側からでも十分迫力のある見学ができますよ!
柵がありますので、柵を越えてのご見学は危険です!柵の外側からでも十分迫力のある見学ができますよ!
(移住コーディネーターA)
