【2回め】富士山と岩手山を比べてみた【82ミニコラム】

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一時期、富士山の近くに住んでいたことがあります。毎日河口湖の向こうにある富士山を眺めていました。その当時、生粋の地元の方が「富士山がキレイに見えるのは、1年のうち1/3だけ。1/3は晴れて全部見える、1/3は少し富士山が見える、残りの1/3は全く見えない」と言っていたことを覚えています。それまで山の近くに住んだことがなかった私は、全く山が見えなくなるということがイメージ出来ていなかったのです。

八幡平市に来て驚いたことの一つは岩手山でした。毎日間近に、岩手山が見える。ただ岩手山も、全部くっきり見える日は、意外と少ないと思います。やっぱり1年のうち1/3くらいでしょうか。せっかくなので手元に残っている富士山と、岩手山の写真を比べてみました。

 富士山

岩手山

富士山は、スコンと1つだけ目立ちますが、岩手山は他の山々との連なりが感じられます。どちらもそれぞれの美しさと迫力がありますね。

ちなみに同じ山でも場所によって見え方が違うので、見え方によって、どこから見た景色なのか、わかる人はわかります(私はまだわかりません)。岩手山は、八幡平市側から見た光景です。盛岡側から見る表岩手とは違う裏岩手の趣がありますね。八幡平市で見る岩手山は、雄大な自然の一部ということがよくわかる気がします。春夏秋冬、それぞれの姿を見比べるのも楽しいですよ。

いつか岩手山に登ってみたいです。
(周到な準備をした上で)