【3回め】セルビア人に八幡平ドラゴンアイを紹介したら不思議な顔をされた【82ミニコラム】

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先日、セルビアの人とオンラインで話をしたのですが、お互いの街のオススメスポットを1個紹介しようとということになりました。私は、八幡平ドラゴンアイの写真を送信。でも、相手は、戸惑っていました。「これは何?」と聞かれたのですが、改めて聞かれると、すぐには答えられたなかったです。

ドラゴンアイは、十和田八幡平国立公園の山頂にある鏡沼で、限られた時期だけに見られる特別な自然現象。独特の雪解けの様子が、まるで龍の目玉のように見えることから「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれて親しまれています。運が良ければ見られる期間は、毎年5月中旬〜6月中旬ごろ。年によっては、寄り目になっていたり、なかなか開眼しなかったりなど、違いがあります。

後で気づきましたが、西洋と東洋では龍に対するイメージが違いました。東洋では、龍は水の神様のような位置づけで、神秘的な幸運を呼ぶものとして愛されています。COVID-19が落ち着くまで、山奥で待っていてくれるはずです。落ち着いてから会いに行くとゆっくり鑑賞できますね。

2020年4月23日追記
八幡平ドラゴンアイの名前の由来に関しては諸説あります。日本列島を龍の姿、青森・秋田・岩手の3県を龍の頭になぞらえ、ちょうど目の位置に「八幡平ドラゴンアイ」があることから、「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれるようになったという説もあります。


セルビアの人にはお城を紹介されました。世の中まだまだ知らないことがいっぱいです