「八幡平市公式LINEアカウント」の運用を開始いたしました。 ープログラミングスクールをきっかけに移住ー

 


本日は運用を開始した「八幡平市公式LINEアカウント」開発者の金野利哉さんにインタビューしてみました。





前職は消防士!一関から八幡平市へ


きっかけは東日本大震災でした。

「当時中学生だったのですが、被災地で活躍している消防士の姿をみて感銘を受け、救急救命士の専門学校で救急の知識を身につけた後、地元の消防署へ入職しました。」


その後、海外に活躍の場を広げていきます。


「JICA(独立行政法人 国際協力機構)海外協力隊に参加し、フィリピンに派遣されました。しかしコロナの影響で帰国を余儀なくされて、活動がリモートになり、時間ができました。


 せっかく時間ができたのだから新しいことを学びたいと思い、ITを使えば国内外どこにいても人の役に立つ活動ができるのではないかと考えました。」


 ITを学べるところを探し、八幡平市でやっているスパルタキャンプを知り、応募したのが転機になりました。


※スパルタキャンプとは?

八幡平市で行われているプログラミングの無料スクール。1ヶ月間宿泊費も無料でプログラミング言語を学ぶカリキュラムが人気。国外からも応募があり注目を集めている。


金野さんは「Swift」、「Larabel」、「React Native」という3つのプログラミング言語を3ヶ月かけて学んだそうです。


「スパルタキャンプに参加中、会場となった八幡平市起業家支援センター(Startup Core)を中心に活動している起業家さん達や地域おこし協力隊をみて八幡平市は面白そうだと思い移住を決めました。」



公式LINEアカウントを作ろうと思ったきっかけ

協力隊に着任後、当初は別の構想をしていたそうです。


「消防団の招集アプリを作ろうと思ったのですが、すでにメールによる通知サービスがあったため、別のアプリ開発を行うことにしました。

それから防災無線が聞きにくいことを痛感し、今まで勉強してきたプログラミングを活かしたら解決できるのではないかと思い、開発に着手しました。」



苦労した点はアピールポイントに

「公式LINEアカウントは独自の機能として、いわてモバイルメール(岩手県の防災・災害情報や観光情報等の行政情報を電子メールで配信するサービス。)の内容を自動でLINEに配信されるように開発しました。大変でしたが、八幡平市独自のポイントです。


今後はイベント情報、即時情報、防災情報を流していくので是非登録して活用して欲しいです。」


この公式LINEを多くの市民に利用していただくために、今後地域に出向いてスマホ所有の高齢者等向け説明会(公式LINE登録やスマホ操作等)を行う予定


LINEアプリを利用している方は、ぜひ「友だち登録」をお願いします。