【初夏限定】大自然の神秘「八幡平ドラゴンアイ」を120%満喫しよう


八幡平山頂に初夏限定で現れる神秘の自然現象「八幡平ドラゴンアイ」。近年SNSに投稿され話題を集めています。今回は、八幡平ドラゴンアイを120%満喫する方法をご紹介します!ぜひ、楽しんでくださいね。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、外出自粛要請の出ているエリアにおいて、6/19までは県を越えての外出をお控えください。

八幡平ドラゴンアイとは?見頃はいつ?

八幡平ドラゴンアイは、岩手県・秋田県の県境にある八幡平の山頂付近にある鏡沼に現れる自然現象です。毎年5月下旬〜6月の上旬にだけ見ることができます。沼の直径は約50メートル。中心部に輪を残すように雪が解け、その様がまるで龍の目玉のように見えると人気です。

名前の由来に関しては諸説あり、日本列島を龍の姿になぞらえると、青森・秋田・岩手の3県がまるで龍の頭のようで、そのちょうど目の位置に「八幡平ドラゴンアイ」があることから、「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれるようになったという説などがあります。

開眼した時が狙い目!

鏡沼の雪は段階的に解けます。

こちらは2020年6月3日の様子。まだ、中央部に雪が残っています。

そしてこちらは2020年6月8日の様子です。中心部の雪が解けていることがわかりますよね。この形になると「八幡平ドラゴンアイが”開眼”した」と呼ばれます。2020年は6月7日に”開眼”しました。

なお、八幡平市観光協会の公式HPにある「八幡平ドラゴンアイ情報」では、八幡平ドラゴンアイの最新情報がその都度案内されています。

アクセス方法



鏡沼へは、八幡平山頂レストハウスから徒歩約15分程で行くことができます。最寄りの駐車場までは、車やバスを利用することがオススメです。駐車場は無料もしくは有料の駐車場があります。岩手県側からはアスピーテラインもしくは樹海ラインを活用すると、八幡平山頂へ向かうことが可能です。

レストハウスでは食事・休憩や、お土産を買うことができますよ

オススメの服装

八幡平ドラゴンアイが見られる5月下旬〜6月上旬は、まだ山頂付近に雪が残っています。その為、長靴があると便利です。トップスは長袖のシャツ、ボトムスは足首が冷えない長いものを着ることがオススメ。雪の上は滑りやすいので、トレッキングポールがあると、なお安心です。

実は駐車場のあたりが風が吹くので一番寒いです。脱ぎ着しやすいウインドブレーカーがあると便利ですね!

八幡平ドラゴンアイを見たら、山頂まで登ってみよう!

八幡平山頂付近の案内板

八幡平山頂付近には、鏡沼以外にも見所がたくさんあります。八幡平ドラゴンアイを鑑賞したあとは、ゆっくりと巡ってみることがオススメです。

鏡沼のすぐ近くにあるメガネ沼


鏡沼から山頂を目指すとすぐに見えてくるのが2つの沼がある「メガネ沼」です。鏡沼とはまた違う色合いを楽しむことができます。

足を伸ばして八幡平頂上へ!


メガネ沼からさらに徒歩で約5〜10分程度登ると、八幡平の頂上に行くことができます。

頂上展望台からの眺め

八幡平の標高は1,614 m。日本百名山の一つながら、山頂付近の駐車場まで車で登ることができるので、登りやすいです。頂上の展望台から見渡す景色は絶景!達成感を味わうことができます。

岩手山も見えるガマ沼


八幡平頂上からさらに徒歩で約5分程進むとガマ沼が見えてきます。遠くに見えるのは岩手山です。澄んだ水面も必見。近くでは高山植物を楽しむことができます。こちらにも展望台がありますので、じっくり鑑賞することが可能です。

山頂付近には他にも、八幡沼やトレッキングを楽しめる遊歩道があります。アスピーテラインや樹海ラインにも見所は豊富です。続きはぜひ現地で楽しんでみてくださいね