元気いっぱい!小学生が自分たちのお米を店頭販売するようす【レポ】

以前こちらの記事で田植えの様子をご紹介しましたね。
無事にお米が実り、収穫を終えた田頭小学校の5年生が店頭販売が行いました。
今回は、収穫から販売までのようすをレポします!

5月に植えた稲が無事に実った秋。
10月下旬、農家の方の指導のもと、脱穀が行われました。
岩手山に見守られながら、刈り取った稲を脱穀機にかけます。脱穀とは、刈り取った稲から籾(お米の実)だけを外していく作業のことです。

珍しい昔ながらの脱穀機!現役で使える道具が残っていることは貴重です。子ども達は、慣れるまで苦労していましたが、徐々にコツを掴み作業スピードが上がっていました。

全員で協力しながら作業を進めます。

子ども達には難しい工程は、プロの農家の方が手助けしていました。

その後、パッケージデザインまで考え、子どもたち自らが販売を行います。

11月26日、30分限定で”道の駅にしね”にて販売!
当日は見事な快晴で、客足に期待が寄せられます。

1袋は1.5kg(10合)、500円。パッケージには生産者である全員の顔写真と、メッセージが記載されていました。

販売開始とともにお客様がいっぱい♫客足が途絶えると、自ら呼び込みに出る子ども達の姿が!道の駅のお客さんが店頭に引き寄せられ、発売開始20分ほどで、見事完売!!子ども達のやり遂げた笑顔が誇らしげでした。


田植え体験はあっても、収穫〜販売まで携われる授業はなかなかないですよね。
子ども達の積極的な呼び込みはパワーが溢れていました。

今は機械で行われることが多い工程を、あえて昔ながらの手作業で行なっているところもミソですね。

八幡平の大地でのびのびと、レベルの高い体験授業が行われていました!