田山の子ども達とルワンダの子ども達がテレビ電話で国際交流!



みなさん、こんにちはこんばんはおはようございます。
Midzuki Fukudaです。

2020年に開催される東京オリンピック。八幡平市は、アフリカ・ルワンダのホストタウンです。ホストタウンとは簡単に言うと、選手のおもてなし役を担う自治体のこと。
八幡平市では、ルワンダ選手団の受け入れを行っています。


東京オリンピック本番に向けて、7月22日より選手団が八幡平市に合宿に来ていたりと交流が活発になってきました。その合宿での交流に先駆け、7月18日に小学生同士の交流会『ルワンダ交流会』が行われ、ルワンダにある『アミゼロ小学校』の子ども達と、田山小学校の子ども達がテレビ電話を使って交流しました。
この事業は私と同じ地域おこし協力隊員が企画をしています。今回はその様子を担当協力隊員とともにご紹介したいと思います!

放課後、学童に集合!


放課後、田山学童保育クラブに集まった子供たち。まず企画の説明を受けています。
今回はお互いの学校の子供たちが、英語で自己紹介や質問をし合うという内容です。
説明をしているのは、『ルワンダホストタウンプロジェクト』担当の渡邊 清大(わたなべ きよひろ)隊員。


みなさん、知っている英単語を自分で振り絞ったり、協力隊員に聞いたりして、英語で話す内容を一生懸命書き出している様子。小学校での英語学習のおかげか、思いの外しっかりと英語ができていてびっくりしました。


このメモ用紙を持って、テレビ電話で質問に挑戦します。

いよいよテレビ電話でご対面!

開催会場の田山コミュニティセンターに移動。ついに、テレビ電話でアミゼロ小学校の子ども達と対面します。両方合わせて約40人が参加するという盛況ぶりでした。


「ムラホー!!」(意味:こんにちは)
画面にルワンダの子ども達が映ると、あらかじめ覚えておいたルワンダ語で元気よく挨拶します。

ルワンダの子ども達も、田山の子ども達も、お互いに興味津々。中には、映りたがりで度々変顔をしているお茶目な子もいました。😁


画面横では、ハワイで働いていて八幡平へ移住した経歴を持つ、吉田 力(よしだ ちから)隊員がサポート。電話口で聞き取りにくい英語や、自己紹介以外のお互いの言葉を復唱してわかりやすく伝えたり、英語・日本語に通訳したりして交流を盛り上げます。


お互いの子どもたちに多かった質問は「What's your favorite food?」や「What's your favorite sports?」。
やはり気になる部分は、共通項の多い食べ物やスポーツ。それぞれ、田山の子どもたちは食べ物の質問にお寿司、ルワンダの子ども達はスポーツの質問にサッカーなどと答えていました。ルワンダの子の答えに限っては、近年ルワンダでサッカーが人気という背景ならではの答えだと感じました。


最後は歌を贈り合って終了。アミゼロ小学校側はルワンダ建国記念の歌、田山小学校側は校歌を歌って、文化の違いを実感しながら理解を深めていました。
歌っている間は、歌を邪魔しないように小さく手拍子。言葉はわからなくても、思いやりを持ち音楽で一丸となった様子は、まさに「音楽は国境を越える」という言葉を表しているかのようでした。

ふれあいの輪と協力隊

合宿に際して、子どもたちからスタートしたルワンダとのふれあいの輪。ロードバイク選手が市内を走っていたり、選手団が小学校・中学校を訪れたりと、そのふれあいの輪は広がっています。
その輪がさらに八幡平市全体に広がって、ルワンダと八幡平市の交流がより盛り上がるよう、八幡平市地域おこし協力隊もお手伝いをしていきます!
今後の活躍も、ぜひチェックしてくださいね。