手作りの山車が寺田を練り歩く!7/16に開催された「白坂観音大祭」のようす【レポ】


7・8月は、八幡平市の各所で様々なお祭りが開催されます。今回は、寺田地区で開催された「白坂観音大祭」のようすをレポートします!
白坂観音大祭とは・・・聖福寺境内で毎年7月17日に行われるお祭り。守り本尊であり市指定有形文化財に指定されている七面観世音は、年に一度、この大祭の日のみ御開帳されます。境内では郷土芸能の披露の他、泣き・笑い相撲大会など見どころのある催し物を見ることが可能。また、手作りの山車が寺田地区を練り歩きます。

今回のポスターはコチラ↓

会場は聖福寺です


地図ではコチラ↓

聖福寺には七時雨カルデラライン※から行くことができます。

※七時雨カルデラライン・・・八幡平市の平舘地区と七時雨温泉を結ぶ岩手県道227号田代平西根線から、七時雨山を経由して安代方面に向かう道路

七時雨カルデララインを走っていると看板が見えます。
看板の道を矢印の方向に進むと・・・
橋があります。この橋の先が聖福寺です。こちらの橋はお祭り当日人通りがありますが、誘導してくれる方がいるので車で走行可能です。聖福寺に向かって橋を渡った右手側に駐車場があります。

当日聖福寺に向かうと、開始直後から訪れている人がたくさんいました!


参道には屋台が立ち並びます!どこに寄ろうか迷いますね😋😎

境内には、一般の人が自由に休めるテントがありました!ステージもバッチリ見えるので、談笑しながらなごやかにお祭りを楽しめます😊

境内では多彩な催し物が披露される!

当日のプログラム↓
白坂観音大祭では、0時30分〜9時まで、多彩な催し物が目白押しです!一部の様子を写真付きでご紹介します!

鼓笛隊の演奏に始まり、1時には白坂観音御開帳。そして野口鹿踊りの奉納が行われました。

躍動感にあふれる鹿踊に観客の目は釘付けです😊

2時頃からは、寺田さんさの会が踊りを披露💫
華やかな踊りで会場を盛り上げます。

民謡歌手・佐野より子さんの民謡ショーもありました!
津軽三味線奏者の三代目井上成美さんとともに、美しい歌声と巧みな話術で観客を楽しませます!

他にも、会場があたたかな雰囲気に包まれた"泣き・笑い相撲"や、軽快な"スコップ三味線"、参加者が美声を披露する"カラオケ"など色々な催し物が満載😁! 1日を通して飽きることなく楽しめます。

県道を巡る手作りの山車!

白坂観音大祭の名物の一つが、地元民が協力して作り上げる手作りの山車です。毎年工夫が凝らされており、見ごたえがあります。
令和元年の今年は、西根寺田地区とゆかりがある楢山佐渡を正面に配したデザインでした😊迫力があります!!

白坂観音大祭当日は、祭り囃子を響かせながら、県道を練り歩きます。
お囃子が聞こえてくると、山車が近づいている合図!

山車をひと目見ようと、行く先々で人だかりができます😊

 後ろ姿も圧巻です!

クライマックスは、お寺橋を渡って聖福寺の前に!😳

境内からも大勢の人が集まり、山車に見惚れ、口上に聞き入っていました。県道を巡行した後の山車は、お祭り終了まで聖福寺への入り口に展示されます。

昼も夜もたくさんの人が訪れる!

 日が暮れてからも訪れる人は途切れません😁

ステージも活気があります。こちらは大迫力の松川一の宮太鼓!夏の暑さを吹き飛ばす見事な演奏に大きな拍手が巻き起こりました。

最後に、花火大会があり終了。名残惜しい雰囲気が会場を包みました。

最後の1人が会場を後にするまで入り口で見守っていた山車。夏祭りならではの、情緒豊かな趣があります。


途中で雨がぱらつく一幕がありましたが、それでも続々と人が訪れていました。当日寺田地区を歩いていると、「お祭り行こ!」と声掛けをして会場に行く子どもや、話しながらゆっくりと会場に向かう人とすれ違うことも。田舎の夏祭りの良さをギュッと詰め込んだような印象を持ちました。

ご紹介できたのはほんの一部ですが、地域全体が一体となって作り上げるお祭りは、手作りの温かみにあふれ楽しげでホッとする雰囲気に包まれていました。毎年この夏祭りに参加するために、帰省をする人もいるそうです。毎年7月17日に開催される白坂観音大祭。ぜひ訪れてみてください😊

ありがとうございました!