伝統が今に息づく!浅沢神楽伝承館で開催された「浅沢神楽まつり」のようす【レポ】

5月4日(土)に浅沢神楽伝承館で毎年開催された「浅沢神楽まつり」に行ってきたのでレポートします!

浅沢神楽まつりでは、浅沢神楽伝承館で年に1回開催されるお祭りです。八幡平を代表する伝統芸能の一つである「浅沢神楽」が披露されます。



浅沢神楽伝承館の場所はこちら↓
住所は岩手県八幡平市岩木向77です。

当日は雲ひとつない晴天・・・!

桜も満開という絶好のまつり日和です

今回のプログラムはこちら↓

鎌倉時代から伝わっていると言われる浅沢神楽。地元の人々が守り伝えた伝統が今に息づいています!

神事開始直後のようす。すでに多くの人で賑わっていました。子どもからご年配の方まで、地元の人が多かったです。もちろん、市外から訪れている人も😊

12:30〜演目スタート

格式の高い権化舞から演目が始まりました!


躍動感にあふれています💫生きた獅子が舞台を駆け回っているような迫力がありました!

続いて、荒々しく勇ましい虎の口

笛や太鼓、手平金(チャッパ)が鳴り響き、巧みな口上に場が盛り上ります😆

二戸市の駒ヶ嶺新山神楽の披露もありました!

浅沢神楽とはまた違う神楽に、観客も見惚れる人多数😊

特別演奏の間もお客さんがひっきりなしに訪れます!
過ごしやすいお天気でのびのびとした空気に包まれていました〜。

つがいで踊る鶏舞
よく響く朗々とした口上も聴き応えがあります!

舞の後にお菓子をまく場面も!!

大人も子どもも楽しみながら拾っていました😋

狂言の一種であるホロロ

方言が強く、昔ながらの雰囲気が伝わります。

特におばあさま方に大ウケ!(もっと方言勉強せねば・・・と感じた一幕でした😅言葉が聞き取れなくとも面白かったです!)

そして今回初披露となる杵舞。3年がかりで作り上げたとのこと。


要所要所拍手が湧き、盛り上がります!

ホッピングのように杵を使いこなす場面は特に盛大な拍手が巻き起こっていました!

今回は新元号・令和を記念したお餅まきあり。

たくさん用意していただいたおかげで無事ゲット♪良い記念です😊

出店エリア

出店エリアもレポしますね!浅沢神楽伝承館前には屋台が出ていました。

真ん中の獅子がかわいいわたあめを発見!インスタ映え〜♪

お祭りの最後に実際に神楽で使われている権化様に触れられる機会が用意されていました。権化様とは、神楽に使われている木彫りの像のこと。
こちらは明治初期に作られたそうです。触るとご利益があるとのこと。重さは約4キロ。持ち上げようとしますが、お、重い・・・!迫力があるのも納得です。


八幡平市を代表する伝統芸能の一つである浅沢神楽をたっぷり堪能!勇壮な神楽の迫力はもちろん、地元の人の交流の場となっていることが印象的でした。お天気に恵まれていると直射日光が暑いので、帽子を持参し水分補給をしっかりすることがおすすめです。

来年2020年も5月4日に開催予定。
雨が降っても雪が降っても開催するとのこと!楽しみですね♪

昔から伝わる伝統が今に息づいている八幡平市の魅力を感じてみませんか?