BMXを通して全国に友達ができた!

左から稲田沙羅さん(8歳)、武田清之介さん(8歳)、稲田歩羽さん(9歳)

 今回は2022年BMXレーシング ワールドチャレンジ フランス大会出場メンバーに選ばれた稲田姉妹といつも一緒に練習している清之介さん、それを支えるご家族にインタビューしてみました。

※BMXとは「Bicycle Motocross(バイシクルモトクロス)」の略で、特定の自転車を使用した自転車競技および競技で使用する自転車のことを指す。BMXの由来は、1970年代のアメリカでオートバイ・モトクロス競技に憧れた子どもたちが自転車でその競技を真似し始めたのが始まりといわれています。

JCF公認大会JBMXFシリーズ 年間ランキング2位(沙羅さん)、3位(歩羽さん)の成績でワールド大会に東北から唯一選ばれる快挙を成し遂げました。


レース中の清之介さん(真ん中)

最初はバイクから

BMXは2年前に始めたのだとか。

「お父さんがバイク好きで一緒にモトクロス競技をやりたかったみたいで、約3年前にバイクからスタートしました。

2年前に大船渡にコースがあることを知って、モトクロスの練習になるかと思って行ってみたらバイクより自転車の方が楽しかったので、それ以来BMXをやっています。

冬は大船渡のパーク(室内練習場)で練習していますが、春夏秋は、ほぼ毎日お父さん達の手作りのコースで練習しています。」




将来有望な三人

三人に毎日練習大変じゃないか聞いたところ

「大変だけど、出来なかった技をできるようになった時楽しいです。

BMXやっていてよかったことは競技を通して、全国に友達ができること。

うまく技が決まったり、友達と教えあったりできるのが楽しいです。」

と元気に答えてくれました。

秩父J2大会にて1位を獲得した沙羅さん



結婚に伴い移住

稲田姉妹の母、美咲さんは盛岡市から結婚を機に八幡平市西根地区に移住したそうです。
移住してちょうど10年。移住してみて気づいたことを聞いてみました。

「移住してよかったことは、除雪が綺麗なこと、温泉がたくさんあることです。あと子供の医療費助成制度が高校生まで使えることですね。」

高校生まで※医療費助成が使えるのはありがたいですよね〜。

BMXをやっていると怪我することもありそうですね。

「そうですね〜。娘たちを見ていて、すごくかっこいいなと思います。私はできないので尊敬しています。」





6月5日に行われた2022 JBMXF大東建託シリーズ第2/西日本第2 広島大会では
沙羅さんはGirls5-8歳部門3位、歩羽さんはGirls9−10歳部門9位と成績を残しました。

今後の活躍が楽しみですね。