クラフトビールに惹かれて移住!八幡平市は好きなものに溢れている

 

今回は新卒で八幡平市のクラフトビール工場に就職した中久保雅貴さんにインタビューしてみました。

2022年3月に葛飾区から移住

「物心ついたときは親の転勤で関東圏をまわり、ずっと都会暮らしだったので、田舎に対する憧れがあり、自然豊かなところで暮らしてみたいと思っていました。

八幡平に来てみて山が綺麗に見えるのが大きな魅力でした。昔から山が見えるところに住んでみたかったんです。八幡平に来た3月は雪景色で岩手山が富士山のように見えて感激しました。正面から見る姿と横から見た姿が全然違うのも面白かったです。」

横から見た岩手山

関東圏と比べると賃貸は少ないですが、住まい探しは大変じゃありませんでしたか?
「住まいは会社の人に紹介してもらいました。田舎とはいえ市街地があり、買い物などにも便利な立地のところにアパートを借りて住んでいます。環境も良くて住みやすいです。」

田舎は車の運転が必須ですが、抵抗はなかったですか?
「大学の時点で免許は持っていて、運転はちょくちょくしていたので、苦ではなかったです。むしろ東京よりも信号は少ないし、道もややこしくないので運転しやすいです。」


移住前は青山学院大学で国際政治経済学部、国際経済科を専攻

国際的な専攻をしようと思ったきっかけはありますか??
「幼かった頃は親の転勤で3年間ブラジルに住んでいたことがありました。

すごく小さい頃だったので記憶も薄れてきてはいますが、アマゾンの河口に住んでいました。ちゃんとした街だったのすが、ちょっと町外れにいくと密林があって、川で泳いだり、ピラニアを食べたりした経験もあります。あまり風邪をひかないのはそこで免疫を獲得したからのように思います。」

ブラジルの好きなところはどんなところですか?
「小さい頃に食べていたせいか、ブラジル料理が好きです。代表的なものにシュハスコ(鉄の串に牛肉や豚肉、鶏肉の大きなかたまりを刺し通し炭火でじっくり焼き、岩塩や専用のソースで味付けして食べる肉料理)やアサイー(アマゾンの先住民の貴重な栄養源として食されているスーパーフード)とかタピオカ(ブラジルのキャツサバ芋が原料になっているデザート)があります。家ではポン・デ・ケージョ(タピオカ粉で作るモチモチしたチーズパン)をよく作ってもらいました。

ブラジル料理にビール、合いそうですね〜!


好きなことを仕事に

なぜ暁ブルワリーに就職しようを思われたんですか?
「2021年に就職活動で様々な企業をみてきた中で、これから40年間仕事をするなら好きなことを仕事にしたいという思いが強くなりました。

クラフトビールが好きだったので、クラフトビールの会社を探していて、暁ブルワリーを見つけました。

クラフトビールの魅力はなんですか?
「クラフトビールは150種類以上あって味や香りが全然違うんです。そういった多種多様な側面が魅力でした。

醸造家になるためには、2年以上経験がないと入社できない企業がほとんどだったのですが、暁ブルワリーはそういった縛りがありませんでした。



暁ブルワリーのビールは現在4種類のビールを出荷しているのですが、オーガニックにこだわって、厳選した材料を使っています。

日本でもオーガニックの需要は高まっていますが、海外ではビールも全ての材料をオーガニックで作るのが主流になっています。

クラフトビールは大きく分けてアメリカ流とヨーロッパ流があります。

アメリカ流は様々なエッセンスやハーブなどの副原料を追加して作られる物も多いのですが、ドイツ流は麦芽、水、ホップ、酵母のみという、シンプルな材料でビールを作るのが大きな違いです。

暁ブルワリーはドイツの厳格な醸造法を採用しています。


材料はシンプルですが、使う麦芽によって味わいはかなり変わります。
濃い味わいにしたかったら色の濃い麦芽を使う。クリアな味わいを作りたかったら色の薄い麦芽を使う。華やかな香りのビールにしたかったら、華やかな香りのホップを使う。

ホップを入れるタイミングでも香りが変わります。奥が深いです。
今はまだ全然知識も経験もない状態なので、しっかり勉強してビールの醸造や管理を学んでいきたいです。」



これからが楽しみですね〜。
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