見てくれている人はいる【連載 第3回(全3回)】

八幡平で暮らす人インタビュー

地域の人になろうという気持ちが原動力

小学校の活動の他にも、地域のお祭に積極的に関わるなど幅広く活動している宮野さん。パワフルに活動される原動力を伺うと意外な答えが返ってきました。

「お世話になっているじゃないけれども、やっぱりそこに来たから、そこの人になろうという、その気持の現れなのではないかと考えています。悪いけれども、それは地元に生まれ育った人よりは比較的強くなるのかもしれないです」

積極的に地域に関わり活動することに怖いことはないのでしょうか。

「怖い部分も持っています。持っているけれども、それ以上に血が騒ぐんでしょうね。自分がやらなくてはというおこがましい考え方ではなくてね。誰がやるの?誰もやらない。だったら、気持ちがある人が先に動いた方がいいと考えています」

地域のことを考えた強い意志と実行力を持っている宮野さんだからこそ、人がしっかりとついていくのだろうと思います。

見てくれている人はいる

宮野さんは、とにかく明るくてあっという間にインタビューの時間が過ぎました。最後に、八幡平にお嫁に来たいという人向けにアドバイスを頂きました。

「インターネットで検索すると、八幡平市の情報は、自然とか温泉とか、そういう部分しか出てこないことが多いと思います。知らない土地ですと、怖いと思うところは人それぞれであるでしょう。でも、結局どこへ行っても、怖いものも甘い汁も、たくさんあると思います。

私も人で苦労してきている部分はありますが、人に助けられている部分もすごくあると感じています。突っ走ることによって、自分1人だけって思っちゃうときもあります。でも、必ず、やっぱり一生懸命やっていたら、見ている人というのは必ず家族以外にも絶対いますから。私にも幸いそういう人が、考えてみれば、ずっといてくれたのかなというのは感じますね」

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text : Yuko Matsumoto